Journal
2026/01/07
地元雑貨店との共創 「これしか、ない」一皿
地元和歌山に根付いたCORECICAのモノづくり。
その姿勢に共鳴してくださった和歌山市の雑貨店&カフェKANDO様より、
お店の個性を象徴する、オリジナルのスイーツトレーの製作をご依頼いただきました。
雑貨とカフェ、それぞれに確かな審美眼を持つ店主様。
どのような形であれば、その空間に溶け込み、訪れる人の心を動かせるのか。
丁寧な対話から、商品企画が始まりました。
今回私たちが形にしたのは、KANDO様オリジナル仕様のスイーツトレーです。

左 / クリア 右 / [NEW!]ジェットブラック
EauシリーズのPOPUP終了後に店主様から頂いた
「これって食器には使えやんの?」という一言から始まった今回のモノづくり。
「トレー180の大きさで、もう少し薄いものがあれば、スイーツをのせるのにちょうど良いんやけどなあ…」
というご意見を頂き...
既存の型を流用できることから、薄型のものをさっそく試作してみることに。
数ある試作品の中には、厚みを減らすために樹脂の量を減らしすぎて
ショート(製品が欠けた(不完全な)状態になっている成形不良の状態)してしまっているものも…
せっかくなのでとりあえず一式見てもらおう、とサンプル品を持参し、店主様の元へ。
全ての試作品を見て頂いた後、店主様が「こっちの方が良い」と選ばれたのは、
なんとショートした形状のものでした。

「個体差が大きい方が良い」という店主様からのリクエストを受けた私たち。
“あえてショートした形状のものをつくる”
それは、プラスチック成形メーカーとしては、少し常識を覆すような提案でした。
ですが、何度も職人さんと打ち合わせを行い、試作を重ね、量産が可能な状態に持っていくことができました。
そしてめでたく、初コラボ商品として納品の日を迎えたのです。
普段のCORECICAとはまた違う、けれど同じ「熱」を持った試行錯誤の時間でした。

不完全さの中に宿る、手仕事ならではのぬくもり
納品後、実際にカフェでご使用いただいている様子を拝見しました。

抹茶バスチー× スイーツトレイ / Jet black
お客様の目の前に置かれた瞬間の、静かな調和。
私たちが向き合ってきた「モノ」が、誰かの「時間」の一部へと変わる。
メーカーとして、これほど幸福な瞬間はありません。
信頼を寄せてくださったKANDO様に、改めて、心からの感謝を申し上げます。
自社ブランドとしての発信だけでなく、こうして誰かの「想い」を形にするパートナーとして。
私たちの探求は、これからも場所を変え、形を変えて続いていきます。
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オリジナルトレイは、KANDO様の店頭・オンラインショップにて好評販売中です
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KANDO -zakka&cafe-

「感度(kando)のよいご提案で、日常に感動(kando)をお届けする」をコンセプトとした
和歌山市園部にあるライフスタイルショップ
国内外の素敵なセレクト雑貨が並ぶ店内では
自家焙煎コーヒーをはじめ、自家製スイーツも楽しめるカフェも併設されている
営業時間 / 11:00 - 18:00
定休日 / 水曜日・第1・第3火曜日
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この企画に至るまでのKANDO様と私たちの出会いについては
noteの方に少し綴らせていただいていますので、ぜひ、そちらものぞいてみてくださると嬉しいです。